権蔵温泉
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        ・ホテル鹿の湯 瑞雲の湯


巨大観光ホテルの入り口
そのもの


天井の高い内風呂


露天風呂からは
豊平川の流れが見えます
定山渓温泉は、いわゆる札幌の奥座敷ってやつです。

豊平川の上流に位置して、札幌の中心部から車で1時間ちょっと。渓谷沿いに巨大観光ホテルが建ち並ぶ様は、いわゆる一昔前の「団体旅行」とか「社員旅行」とかをイメージさせるもの。

ホテル鹿の湯は、そんな定山渓温泉郷の中でも老舗中の老舗でして、自家源泉も持っていますし、場所も定山渓温泉街のど真ん中のいい場所をとってます。

・施設
立派。その一言。

館内には気持ちよくBGMが流れてるし、赤いジュータンはふっかふかだし、従業員の応対も非常に丁寧だし。内装も豪華でイヤミがない。あちこちに絵画や花が飾られてます。

今回訪れたのは本館ですが、新館「花もみじ」とか、別館とかが一体となって巨大観光ホテルを形成しています。

浴場も館内のあちこちにあるのですが、とてもじゃないが、全部なんて入っていられないほど、施設が「でか〜い」んですよ。

以前新館「花もみじ」に宿泊したことがあるのですが、本館のお風呂まで行くのに15分くらい移動に時間がかかったです。だから、今回は本館の浴場「瑞雲の湯」だけに入りました。

日帰り入浴大人800円 12時〜18時

・湯船など
本館浴室「瑞雲の湯」は豊平川の渓流沿い、本館地下部分にあります。
ただでタオル貸してくれます。無料ロッカーもあります。冷えたお茶サービス。石鹸・シャンプー有り。要するに手ぶらできてもOK。
無料休憩コーナーもあります。この内容で800円だから安い方だと思う。

広くて気持ちの良い脱衣所もGOOD。浴室は2階まで吹き抜けの天井の高いモノ。湯気のこもりなど全くなくすがしさ抜群。大きな窓から豊平川の流れが見えて非常に気持ちの良い浴室ですなぁ。内湯湯船はどかんと一度に30人は入られるであろう大きなモノ(熱42℃くらい・ぬる40℃くらいに区切られてます)。

浴室の一部を改造したような、いわゆる三方壁の露天風呂もあるのですが、これがまた陽当たりも良く、川のせせらぎが聞こえて、思ったより余程気持ちがいい。意外でした。さすが大観光ホテル。うまく作ってあります。

・お湯
源泉は、浴室の下にあるらしい。自家源泉(鹿の湯33号泉という。少なくとも33本は源泉を持ってるんだな)です。

食塩泉。源泉温度69.7℃。ph6.9。ラドン含有あり。ほんのわずかに白濁した透明なお湯。つるつる感なし。湯の花わずかにあり。あわつきなし。
循環濾過有り。塩素混入あり。加水わずかにあり。苦みあり。かけ流しではあります。

・感想
気持ちのいい浴室を演出する能力は大したものだと思う。(17。7.3)